琉球石灰岩 外壁雑相方張り 施工事例

沖縄の昔ながらの石積みは直径20㎝内外程度をかみ合うように削って積む。(あいかた積み)
一つの石が抜け落ちても周囲の石が支えあって強度を保つことが可能になる。
とされてお城や住宅の外周を石積みで囲うのが主流でした。

近年では、石工さん(イシジェーク)の減少や施工の早さなど考慮され石張りが多くなりました。
直径20センチ内外の栗石を半割カットし、石張りしていきます。 
今回は雑相方張り施工の施工事例です。

施工前

自宅前コンクリート面施工前

施工中

φ200内外 厚み≒50㎜ 下から形を整え貼っていきます。

庇部分は石材の落下防止の為ビス止めもしています。

施工後

石積みにも見える 琉球石灰岩 割肌仕上(表面が石肌でごつごつしています。)雑相方張りの完成です。


琉球石灰岩、珊瑚や貝殻などが堆積して形成されていますので、柄や紋様に違いがあります。
その中に貝殻が見えると歴史を感じます。


琉球石灰岩・沖縄県の石も、ぜひ中部大理石へお問い合わせください。